箱詰め

自分用の記録。

百英雄伝 その12

百英雄伝の初見プレイ記録。ネタバレ注意。

※一周目クリア。

 

 

・ぺリエールは亡くなったけど、各地の奪還が速やかに行われてあとは帝国本隊とぶつかるだけなのかな?とりあえず現在の戦況を聞きに行きましょう。
・ああ、グリュム伯領の奪還がまだなのか。公爵との本格的な戦いの基点となる場所だと言って奪還に行くのに、ぺリエールが居ないのがひどく無常。苦しいけど、好きだよそういうの。
・いや、しかし占領された各地の奪還作戦とか、セイたち帝国組による現皇帝陛下の脱出作戦とか、そのへんサラッと「やりました」で省略されたけど実際にシナリオとしてやりたかったな。残念。
・個人的に百英雄伝の戦争イベントはあまり面白さを感じないんだけど、エルティスワイス奪還作戦は警備隊初期メンバーたちがめちゃくちゃ気合入ってたし、BGMも勇ましかったので熱かったな。
・あと一番最初の戦争イベント用!って感じの極狭マップも懐かしかったな。あの時は内から守っていたところを、今度はこちらが外から攻める。感慨深い。
・エルティスワイスのあの宿屋に戻って、リャン先輩の「戦いが終わったらまた警備隊をやりたい」っていう提案にみんなが乗り気だったのちょっと意外だけど嬉しいな。「あの頃のようにはいかない」とは誰も言わなかった。
・ユンマ様の「僕はいつかぺリエールにふさわしい男になる!」っていう宣言も良かった。今のユンマ様なら成れるよきっと。
・決戦前夜イベント、なんでカサンドラさん…!?いや、別にいいんだけど、でも、え、なんでこの人選…!?!?
・動揺して本当に「エッ」って声出ちゃった。いや、聞けたお話自体はカサンドラさんの人生が垣間見えてとても良かったんですけども。
・まあともあれ、どうもいよいよ最後の戦いっぽいので、ここからは最後の戦争イベントかな?がんばるぞ~~!
・戦争イベントもつつがなく終わって、多分ラストダンジョンに入ったんだけど、なんか前回のマーカスの城といい終盤のダンジョンのBGMめちゃくちゃ厳かだな。
・道中でナルンガードとバトルがあったんだけど、結局彼女が属している黎明の協会とやらの詳しいことは何も分からなかった。生きたまま逃げて行ったので、DLCか続編で出番があればそこで会って話をする機会があるかもしれないね。
・ナルンガードというか黎明の協会自体がかな?ガーディアンと因縁があるような口ぶりだったけど、あれって結局明確にバチバチやり合ってるというより思想が対立してて、特にガーディアン側が許してはおけない!って感じなのかな。
・まあレンズとかルーンとか遺跡とか、世界に昔から存在する謎に関わる話なんだろうな。気になる。けど、多分今回は明らかにならないんだろうな~!その辺全部知りてぇ~!!!
・城の奥で公爵に追いついてちょっと問答があったんだけど、ノアたちの「人の命を犠牲にするお前の行いは間違いだ!」という主張に対して「このレンズの力が嘘だとでも!?」と返って来たものだから、私は「???」になってしまった。公爵、何の話しとる???
・いや、ニュアンス的に言いたいことは分かるんだけども。「お前らがそうやって否定しているけれど、そんな犠牲の上に成り立つこの力は事実強大で、生半可な者では太刀打ちできないだろう!?」ってことなのは分かる。でもノアたちは別にそういう話はしてないので…。
・要は「倫理的に駄目って言ってるでしょ!」「でも暴力は強いし」「だから駄目だってば!」というなんかちょっと噛み合ってない会話だよね、これね。
・結局、公爵は本当にただただレンズの強大な力に魅入られて、その力で世界の覇権を握ろうとしただけだったんだな。典型的に力に溺れた人間だった。
・「人を未来に進ませるための研究」と言うなら、何故人が今のままでは駄目なのか、研究が進むことで何を救うことができるのか、が具体的に欲しかったな。公爵がノアたちに対して具体性を持った反論をできないから、最後は勧善懲悪になっちゃった。
・でもラストバトルのノア→セイ→メリサのリレー式一騎打ちの演出は熱かったな~。一騎打ちシステムの最適解が未だに分からずにいるので、始まった時は一瞬焦ったけどラストバトルだけあってほぼイベント戦で特に難しくなかった。感謝。
・しかし公爵は打ち破ったけど、あの公爵邸?にあった原初のレンズってどうなったんだろう…帝国の方で改めて回収したのかな。
・というか、そもそも原初のレンズって本当になんなんだろうな。未だに「なんかすごいもの」くらいの知識しかないんだけど、何ができるんだろう。
・百英雄伝のことを考えてみると、やっぱりそういう世界の起源みたいなところの一切が謎のままだということに回帰する。続編出るんですか?待ってます。
・エピローグはおなじみの「百英雄その後」が流れたんだけど、ノアたちはちゃんと警備隊やれてるみたいで良かった。この世界・この地域はちゃんと領主が居るんだもんね。ノアが戦後も色んなことを押し付けられなくて良かった。
・ユンマ様が後に名君になるって書かれてたのも、めちゃくちゃ嬉しかった。ぺリエールへ誓ったもんね。
・マールリッジも戦いが終わったら、ちゃんと面倒事を断ってまた学習所に戻ってて笑った。戦後は絶対に政の類に関わらないという強い意思。抜け目ないな。
・Rising勢も相変わらずでとってもとっても良かった。ニューネヴァーに帰ったりもしてるみたいだし、もし次回作があるなら今度こそニューネヴァーを訪れたいし、またCJたちにも会いたい。彼女たちの探しものはまだ続いているからチャンスはたくさんあるはず。

 

 

◆百英雄伝 一周目 感想◆

・何だかんだと良いことも悪いことも色々言ってきたけど、百英雄伝おもしろかったな~!やっぱり仲間がたくさん居たり、国がいっぱいあったりする世界観はわくわくする。
・戦闘システムも、私はアクションが大の苦手なのでシンプルなコマンド式バトルは本当に嬉しかった。難易度も普通にやってる分には難しいところは無かったと思う。強いて言うなら、バトルモーションのスピードを今の1.5倍速くらいにしてくれたらいいかな…w
・シナリオは盛り上がりどころもあって面白くはあるんだけど、ところどころで省略されている部分があったりしてちょっと物足りなかったり、勿体ない感じもあった。まあその辺りには色々な事情があるとは思うし、個人的にはそれでも充分に楽しめたかな。良作だと思います。
・欲を言うなら、本当に中盤くらいからずっと言ってたんだけど、オルドリック公爵のやっていることがただの悪でしかなかったことが、個人的にはすごく残念だった。アインリッヒがそんな風ではあったけど、もっと公爵のレンズ研究に救われている人を前面に描いてほしかった感がある。
・「幻想水滸伝の系譜」というフィルターによる過剰な期待だと言われてしまったらそれまでなんだけど、でもやっぱり私は「お前は間違っている!」じゃなく「お前にも正義があるんだろうけど、俺の正義ではそれを許容できない」が見たいので…。
・あと更に欲深いことを言うと、ノアとセイがもっとお互いに影響を受けていく様子や、仲良くなっていくところが見たかったな~と。いや、まあシナリオの尺的に難しかったのは分かるんですけど、でもほらこういう場所であくまで個人の意見として欲望を言うだけならタダですし…。
・ということで、百英雄伝を無事クリアしました!もちろん仲間は集めきれてないし、本拠地の改装だって済んでない、ミニゲームもやってない…とやり込みは全く足りてません。さあ、今度こそ仲間全員と出会う二周目だ!