箱詰め

自分用の記録。

百英雄伝 その11

百英雄伝の初見プレイ記録。ネタバレ注意。

 

 

・ノールスター陥落以来、占領された地域もあるし兵の数も足りないしで、勝てないのを覚悟で抵抗するかそれともノアの首を差し出して降伏することで一般兵の命だけでも助けるか、みたいなところまで追いつめられてるらしい。こ、この一瞬の内にそんなことに…。
・あとサラス様は行方不明で、ヒュースバインは地下牢から脱走したらしい。前者はともかく、後者はどう動くのかが気になるところだな。
・ノアにこれからどうするのかという決断を迫られたけど、リャン先輩が「ノア一人にそんな重いことを背負わせないでよ!」って言ってくれたのめちゃくちゃ助かる。含蓄深いことや論理のあることは言えないけど、いつだってノアを心配して元気が出るように声をかけてくれる。
・そして夜会話イベントみたいなのが始まったんだけど、えっなんか皆「ノアのことを信じてる」「あいつなら逃げたりしないさ」って、ノアが戦い続ける決意をするの待ちみたいな空気出してるけど、えっ???
・えっ「これからどうする?」って話じゃなくて、もうノアだけが迷っててノアが決意するのを待つだけって話なの!?うそじゃん…あの会議でみんな悲壮感出してたの何だったの…???
・夜イベになってから「策ならありますが…(ノアのやる気さえあれば)」じゃないんだよマールリッジおまえ!それは!会議の時に!言って!!!!!!
・みんなの心が折れてなくて、軍師に策があるならノアは全然やるでしょ…そういう子じゃないの…。えぇ…?いや、なに…びっくりしたな…どういうことなんだ……。
・私が会議での文脈読み違えてたのか…?え、シナリオへの不満とかではなく、いま本当に純粋にびっくりした…ノアだけが迷ってたんだ…そうか…。
・まあ戦い続けないわけはないんだけど、ノアが改めてこの不利な状況下でも帝国との戦いを続ける宣言をしたことでみんなの志が一つになった、って感じ。これはそれぞれの思惑や我欲で動いてバラバラになりがちだった、これまでの諸国同盟との対比なのかな。
・とりあえずノールスター陥落以来散り散りになっている各地の兵や、まだ協力を仰げる小勢力の助けを得るためにまた仲間を増やす感じか。まずはアルーを使者に、エルフの村へ行くのね。エルフ気になってたので楽しみ。
・…の前にちょっと仲間集め。なんか占領されてるところ多いみたいだから、入れない街とかあるのかな~。
・ちょっとこの頃仲間集めサボりがちになってたから、たぶん今の夜イベかなり仲間の人数少なかっただろうな…二周目には仲間いっぱいにして迎えたいな。
・ノアたちがエルフの村に行くのかと思ったら、アルーだけ知らせに行ってくれたのかな?なんか代わりに先日のコミカルなスケルトンキングが本拠地に来てたけど、どうも帝国軍に力を貸してるデェイラードとは対立してるらしいので詳しい話を聞いてみることになった。
・城を盗った盗られただの、城の中にあるレンズを抑えればアンデッド軍を消し去れるだの、死霊使いのミランちゃんはスケルトンキングを配下にしようとしてるだの、なんかエルフの村よりも先にアンデッド関連の話が進みそう。
・しかもヤールナーンの一件があるから、メリサたちガーディアンがそちらを担当するらしい。以前のセイパートみたいな感じで今度はメリサパートとしてやるのかな?
・となればガーディアンズの装備整えたいので、一旦本拠地で準備フェイズだな。うっかりストーリー進んじゃって仲間集め捗ってないけど、先が気になるしまあいっか!
・本拠地うろうろしてたらイベント発生した~!CJ会いたかったよ~!!!
・CJが調べてた例の件の情報に関わる遺跡を突き止めたらしいので、イーシャとガルーを連れて遺跡に行くことになった!いや、シナリオ進めようとしてたけど、さすがにこれは行くっきゃない!
・しかしRising組は三人で情報集めてたみたいだけど、一緒に行動しないで三人それぞれ動いていて連絡もあまり取り合ってない感じ、互いへの信頼と自由があってとても良いな。音沙汰無いから死んでるんじゃないかとは微塵も思ってない。
・「ナナミのアイスのレシピ」!??!!?!
・おい、やってんなぁ!!!!!!
・「ナナミアイス」、当時は世の中に「塩バニラ」という概念が存在しなかったので、アイスクリーム+塩でできる味音痴レシピだったんだけど、百英雄伝のナナミのアイスのレシピは一体どういう扱いになっているんだろう。遺跡から帰ったらレストランで見てみよう。
・CJ正式加入したヤッタ~!ずっと待ってた!
・結局CJというか三人の目的のものは見つからなかったけど、これはきっとED後また三人で探しに行くんだろうな。イーシャもラビーも、この三人が抱えている問題はいつか絶対解決してほしい~!
・DLCでも続編でもいいよ!待ってます!!!
・「ナナミのアイス」やっぱり材料しおと牛乳なんだwなつかし~変わってないwww
・小ネタうれしいうれしい。ありがとうございます。
・色々中途半端になっている仲間勧誘イベントがあったので、それだけこなしてきた。儲け話に目が無いラーラさんと、城の食糧を盗んでた強かな幼女フェイと、花嫁修業中のファクシオールさん、それからガルーの娘のラビー。
・ファクシオールさんめちゃくちゃ好みなので使ってみたいけど、Rising勢が揃ったうえにセイやメリサも解禁されてしまっているので、パーティーにねじ込むのがなかなか難しい。連れたい面々が多すぎるな。
・ラビーもちゃんと本拠地でお父さんと一緒居られて本当に良かったな~。Risingだとずっと一人でお留守番してたんだろうから…。
・メインストーリーの続き、アンデッドを何とかするために奪われたスケルトンキングの城を取り返しに行くんだけど、メリサ編イツメン+アンデッド関連メンツで行こうかと思ったらLレンジ四人になってしまって流石に調整せざるを得なかった。
・というか、スケルトンキングのマーカスもここで仲間になるんか~い。城取り戻して一件落着してから、とかかと思ってたらw ふん、おもしれ~スケルトン…ww
・とか言ってたら、一方その頃でデェイラードの回想が挟まったんだけど、えっもしかしてこれ意外とシリアスな案件なの…?マーカスがずっとコミカルだから、まあそんな感じの口触りの内容だと思ってたのに…。
・つ、通常ボスバトルから連戦で一騎打ちがあった…!通常バトルの余波でそもそもメリサのHPが削れた状態で一騎打ち始まって、一騎打ち終盤これまずいな?と思って仕掛けて何とかなったけど、たぶんめちゃくちゃギリギリだったんじゃないか!?危なかったな…!?
・百英雄伝の一騎打ち、シンプルじゃんけんシステムじゃないのでどうにも手応えがずっと無いままでいる…いや、そんなに頻繁に起きるイベントじゃないって理由もあるけども。
・でもまあ無事にデェイラードは倒したので、これで帝国のアンデッド軍団は何とかなるのかな。デェイラードが用意した女性型のアンデッド?とマーカスとデェイラードとで何か複雑な事情がありそうだったけど、詳細は語られなかった。
・嫉妬とか言ってたから、三角関係とかなんかそういう感じなのかな。バババ様に占ってもらったら分かるかもしれない。気になるので後で聞きに行ってみよう。趣味が悪い。ごめん。
・メリサ編が終わってノア視点に戻ったので大広間に話を聞きに行ったら、エルフ族の代表として噂のラキアン兄さんが来ていて仲間になってくれた。あー、これノアはエルフの村行かないのか。残念。
・というかアルーの言う「ラキアン兄さん」ってもしかして「ラキアン義兄さん」だった?アルーじゃなくて圧倒的にリルン系統の顔立ちしてる。可愛い妹をたぶらかす男だから、ラキアン兄さんはアルーに冷たいってこと?
・ああ、あと地味に帝国軍にサラス様が捕まってたけど、今帝国軍が同盟本拠地の近くに陣を張っているということは、あの人ちゃんと本拠地の場所を吐いてくれやがったのか。マジで何をしとる???
・ゴルドウィン将軍は同盟軍に年若い者も参加していると聞いて気に掛けてくれてるあたり、一応皇帝の命だから出陣はしているけど乗り気ではないって感じなのかな。仲間にならんかな~~~。
・というか「皇帝の命」で出てるってことは、暗殺後の新しい皇帝が立ったのか。とはいっても公爵が相変わらず思い通りに振る舞っていそうだから、傀儡政権か?
・ていうか、えっ…なんかこれが最後の戦いだと言わんばかりの空気になってきてるけど、えっ、もうストーリー最後…!?
・本拠地の中で何個か会話が発生したんだけど、これやっぱり決戦前夜イベント…?もう終わってしまうのか…。
・一番最初の警備隊の三人と会話があったのがめっちゃ良かったな。戦いが終わったらもう一度警備隊をやろうね、って未来の話をしてくれるリャン先輩とてもとても愛。
・セイやヒルディさんとの会話も良かったな。ノアとセイもお互いに知らないことも分からないこともあるけど、それでも互いに何か影響を受けているのが分かってニコニコした。
・マールリッジも軍師として、人として両方の視点で戦いへの希望を語ってくれて熱かった。良い軍師だな、マールリッジ。
・と、良い決戦前夜会話ばかりだったんだけど、「ぺリエールが何か思い詰めていそう」というたった一つもたらされた懸念点によって箱崎は一気に不安になりました。えっ…なにそのフラグ…なんのフラグ立ったの今…えっ死…………?
・とか言ってたらぺリエール!秘密裏にキーナーン兵と接触して、自分の逃げ道を確保してる…!!!
・いや、これ「こんな戦いからは降りるわ」「私には名誉より、大事なことがあるの」ってさあ…ぺリエール、本気で言ってる…?
・キーナーン領主は「人間は自分の生にしがみつくもの」だと思ってぺリエールのこの頼みを命乞いだと解釈したみたいだけどさあ…ぺリエールは「名誉より大切なことがある」とは言ったけど「名誉より自分の命が大切」とは言ってないんだよ……。
・執事のユンカースすら連れずにたった一人でキーナーン軍にだけ接触しに来たの、同盟軍にとっての何かの布石にしようとしてるんじゃないの…?死ぬ気じゃないの…?
・これで本当に命惜しさに逃げるなら、それはそれで貴族らしい狡猾さでめちゃくちゃ好きだよ私は。逆に自分の命を賭して同盟軍のために動くなら最初から最後まで女傑…!でめちゃくちゃ好きだよ私は。もうこんなのどう転んでもぺリエールのことが好き。ちくしょうやられたな。
・ぺリエールとは別件で、ゴルドウィン将軍にも来訪者が来てたけど、セイのお父さん…!なんかめちゃくちゃ重要そうな信書とやらを持ってきてたけど、何が書いてあるんだろう。セイが調べたレンズ研究所での公爵の所業かな。
・ていうかセイのお父さん凄いな。セイを見逃しはしたけど、手を貸すことは絶対せずむしろ世間には完全に公爵派であるように思わせておきながら、超秘密裏にそんな重要書簡を作れるだけの情報を集めるって。セイのお父さん、本当にめちゃくちゃ優秀な人だ。
・クレイグ「子は、どこに居ても子ですから」
・そんな優秀な人が全てを失うかもしれない危ない橋を渡った理由が、すべてここに詰まってるのマジでさあ……泣きそうになっちゃった…………。
・戦争イベント始まったけど、帝国のレンズドラゴンへの対抗策がツリーフォーク古老のクソデカウッドマンで思わず笑っちゃった。スタートデモムービーの怪獣大戦争の正体これか~!www
・戦局が一瞬にして同盟寄りになったの、あまりに熱くてやべ~!(語彙力消失)になった。
・ぺリエールの裏取引も、何ならセイのお父さんが届けた真書をしたためる手はずも、全部マールリッジが置いていた布石だったのマジでとんでもない。これだから軍師ってやつは!好き!!!
・キーナーン軍が主に反旗を翻したのも、ゴルドウィン将軍が幼い皇帝陛下のために造反したのも全部その人たちの心が決めたことだけど、それを引き出しやすいようにお膳立ては万全にしておいたマールリッジ、全ての人間を掌で転がす天才。こわい。絶対敵に回したくない。
・でも今回のぺリエールの一件は彼女の独断行動ではなくちゃんと策の内だったことが判明したけど、でも私まだ疑ってるからね。このマールリッジの策くらいであのぺリエールが不安そうにする…?なんかまだ良くないことが起きるんじゃないの…こわい…。
・ぺリエールの裏切りフラグが折れた裏で、引き続き死亡フラグがそびえている可能性はまだ全然あります。別れはいつだって突然起こるんだから…シークの谷も、ロックアックスもそうだった。経験則です。
・オルドリック公爵を追い詰めようとしたらアインリッヒ将軍に立ちはだかられてしまったんだけど、その時の公爵と将軍のやり取りめちゃくちゃ良かったな。
・詳しいことはノアもプレイヤーも知る由はないんだけど、アインリッヒ将軍にとって公爵という存在は自分の人生を捧げるに足るだけの理由があって、公爵にとってもまた「その忠義は永遠に忘れない」と言葉をかけるくらいには将軍を駒や道具なんて存在だとは思ってなかったのがね。
・我々の知り得ぬところに、敵キャラたちにもドラマや物語があって、そこでは彼らも誰かにとっての善だったり光だったりするの、とてもとても好き。色んな側面が垣間見れるの、すごく素敵。
・それはそれとして、アインリッヒの断片的な情報を繋ぎ合わせるに、彼も体の中にレンズが埋め込まれてるのかな?先天的か後天的かは不明だけど、そのレンズの暴走によって家族を亡くした感じ?
・公爵のレンズ研究が進めば、レンズの暴走なんてものが無くなる未来が本当に夢ではなくなる。だからあんなにも公爵に狂信的に守ろうとしてたのかな。
・いや、これはめ~っちゃ良い描写ですよ。ここまで公爵のレンズ研究って「誰でも平等に恩恵の受けられる力にする」という看板文句くらいしか良い面がなかったところに、アインリッヒが本気でそれを必要としそれは善き成果なのだという説得力を持ってきた。
・勿論、だからといって人道を外れていいかと言ったらそうではないんだけど、でもじゃあ倫理を謳って公爵のレンズ研究を止めようとするノアたちはアインリッヒを救ったのか、救えるのかといったら……なので。
・なんかそういうどうしようもない、譲れない信念とか心のぶつかり合いが大好きなので、その辺の問答見たいな~!公爵が「ただ悪戯に研究で命を弄んでいる人」にならないでほしい。
・この人は悪いことをしています、だから倒します!という勧善懲悪じゃなくて、人間の抱えるどうしようもない理由や心を許したり許さなかったり許せなかったりしてぶつかるところが見たいんですよ。趣味が最悪?まあ、それはそう。
・あとエレクトラ将軍とキーナーン軍が合流したことにより、帝国に捕縛されたサラス様のその後が知らされたんだけど、サラス様はこの本拠の場所を最後まで吐かなかったのか。てっきり漏らしたと思ってたけど、最後の一線だけは守ってくれたんだな。
・そこを疑ったのは素直に申し訳なかったな。
・ここのエレクトラ将軍が「平時のサラス様は良き領主だったんだ」と嘆くのもめちゃめちゃ良かったな。我々が知っているサラス様は株価大暴落した姿でしかないんだけど、彼に恩を受けた将軍や、彼の庇護の下暮らしていた領民にとっては本当に良き領主だった。
・そういう我々が後から他人の言葉伝手でしか知り得ないけど、当事者たちにとっては忘れ得ぬ大切な記憶とか思い出とか恩とか、そういうものが確かに存在するのがとても良い。誰が何と言おうとエレクトラ将軍にとっては人生を捧げるに足る相手だった。アインリッヒ将軍と公爵の関係と一緒。
・おい!!!!!!!!!!!!
・やっぱりそうなったじゃん!!!!!!!!!!!!
・帝国を倒したわけじゃないけど、ひとまず退けた勝利宣言を「皆の前で」やろう!と言われ、その場所にいざ向かったら「ノアの隣に立つぺリエール」の姿を見て、あっこれまずくないか?と思ったよ!!!
・もう正直ヒュースバインが脱走した時からずっと考えてたんだよ。どこかで勝利を収めてみんなが油断している時にノアもしくはそれに近しい仲間が刺されたりなんかするんじゃないかなって。ずっとヒュースバインまだ出てこないな…って思ってたんだよ…。
・医者の「手を尽くしましたが…」の台詞と、特殊顔グラフィックはやめてくれ。それは俺に効く。(経験則)
・ぺリエールがずっと頑張って来た理由は数えてみれば小さいものから大きいものまですごく沢山あったんだろうけど、本当の本当に本人の中で一番大切で純粋な理由は「お父様に褒めてほしかった」だったの、あまりにつらすぎない…?
・ただ親に褒められたい子供だったんじゃん…ぺリエール…。
・いやでもペリエ―ルもノア、この二人の頑張る理由がすごく素朴である意味誰よりも「自分のため」なの、すごくすごく良いな。お父さんに褒められたいぺリエール、お父さんが他人へのお節介で自分たちを残して死んで行った理由が知りたいノア。
・あとこの後のグリュム家の後見を頼まれたユンマ様が、この時ばかりは一度も「どうしよう」と悩まずぺリエールのお願いに応えてたのもとても良かった。他に託せる人が居なかったというのもあるのかもしれないけど、ぺリエールにとっては気心知れたユンマ様だからこそ大丈夫だと頼めたんじゃないかなと。
・でもそうか~ぺリエール周りに感じた不穏さはやっぱり死亡フラグだったか~~~。
・え、これぺリエール生存ルートはないんだろうか。百英雄全員集めたら…みたいなやつ。それは流石に経験則から物を言いすぎか?
・いや、なくてもそれはそれで全然いい。ここまで仲間を失わずに来てるノアたちがあまりにも異様に運が良すぎるから、ここで人の命の重さとか信念とか感情とかそういうものを描いたって良い。でもそれはそれとして生存ルートがあるなら見てはみたい。
・まあ、調べるにしても実際挑戦して見るにしても、それは一旦クリアしてからの話です。
・ところで、ヒュースバインは捕まえたのか?野放しにしていたらまたロクでもないことをしそうなので、絶対何とかしておいた方がいい。プレイヤーの知るあいつの前科、放火・暗殺っていう最低の極みですよ。
・と、こき下ろしておきつつ、ここからヒュースバインの知られざる背景描かれ出したらそれはそれでめちゃくちゃ喜ぶけども。喜んで悪事に身をやつし続ける人間にも、そう出来上がる相応の物語があると嬉しくなってしまう。